コンテンツ管理と文書管理について考察

対外的なもの、たとえば企業ホームページは「コンテンツ管理」。社内的な文書の管理は「文書管理」。と分けるのだろうか。いずれにせよ、文書を一元管理して、誰が閲覧できるのか?というアクセス権の違いだけが重要なのだが、見る対象への見せ方が重要になるので「管理システム」を実装しようとすると極めて複雑で難しくなる。

また、社内的な文書の中には社外に流出できないものもあり、物理的に「外」に出ていくものと一緒に置くのは気持ちが悪いものだし、もし万が一のことを考えると一緒に配置できない。システムの構成として物理的に分けたいものだ。そうすると、今度が管理が煩雑になる。システムが物理的に分けられた位置(レポジトリ)を一元化する際に抽象化して、管理する側からは1つのレポジトリに感じるようにする必要があるだろう。さらに、1つのレポジトリに抽象化したとしても、誤って内部文書を外に出すような操作が行われてはいけない。その辺のチェックを厳密にできるシステムが必要となる。

より、セキュアに考えればシステムは複雑になる。だが、できるだけ管理は簡単にしたい。その辺を良い具合にできると最高なのだが、どうだろうか?

SocialTextのドキュメントインデックス計算時のI/O問題について

【特別レポート】32bit Windowsの管理外領域をRAM Diskに使う
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0512/ramdisk.htm

若干技術的な話になるが技術チームにも読んでもらうメモとして↑の記事。

ドキュメントのインデックス計算時の中間ファイルの出力先として魅力的かもしれない。数GByte単位のファイルができてしまう計算時に使えるだろうか?SocialTextのバッチ処理も高速化されてハッピーかもしれない。

ドキュメントとコラボレーションをつなげるコンセプト

http://about.lunarr.com/

LUNARRというシステムがある。

サイボウズ元社長設立のLUNARR、新たなコラボレーション・ソフトで売上高100億円を目指す
http://ascii.jp/elem/000/000/072/72218/

ドキュメントとコラボレーションを意識したシステムだ。ドキュメントに裏表という概念を持たせることは面白い。あくまでUIレベルでの工夫にすぎないが、利用者にわかりやすく伝えるという点では成功するかもしれない。今目指すドキュメント管理において必要なのは、「ファイル」からの脱却

・多人数同時編集=コラボレーション
・遠隔地での作業
・バージョン管理
・メタ情報、及び、メモ的な情報の保存

である。

現状の問題は「ファイル」が成果物しか保存できない。MSのWordもコメントを付けられるが、誰かに渡すときにコメントも一緒に渡ってしまう。これが都合が悪いときがある。作業者の意図や意思、流れも保存できるようにする。これが重要だ。LUNARRは面白いので継続的にウォッチする。

ファイルがファイルである必要がなくなってくる

GoogleAppsのGoogleDocsを見ると、これまでPC上でファイルとして扱ってきたものが、「ファイル」である必要が無くなってくると強く感じる。ファイルはある一定期間、1ユーザーの専有物で、そこから誰かの手に渡ると戻ってくるまで何もできない。これは、共同作業を前提にしているわけだが、そもそもそんな必要は無いはずである。

SocialTextではプレゼンテーション資料に対してその意識が高い。プレゼンテーション資料はときに、ページ内容によっては担当者が全く異なる場合がある。

・製品の概要
・導入までのスケジュール
・価格

私のプロジェクトチームでも上記3点は作る人が異なる。PowerPointで準備すると、別々に作って後から継ぎ足すか、バトンのように一つのファイルを回していくかするのだが、そんな必要は無いはずだ。これは「ファイル」という呪縛にとらわれているからであり、そうならないようにシステムがサポートすべきだろう。

さらに、SocialTextでは「ファイル」の呪縛だけでなく、デバイスの呪縛もターゲットにしている。パソコン上でしか編集できないものを、移動中でも即座に編集できるように携帯電話等の小型デバイスでも操作できるようにする必要がある。

アリエル社のグループウェア

[大手企業向け]グループウェアを超える情報共有を実現するアリエル・ネットワーク
http://www.ariel-networks.com/

昔はPeerToPeerが云々と宣伝していたが、最近はWinnyやらその辺の悪いイメージでそのキーワードは使わなくなったのだろうか?基本的にはグループウェアなので、ドキュメント管理は付属的な機能の位置づけか?

一度、どんな機能が「ファイル管理」機能にどんな機能があるのか見てみる必要があるだろう。ただ、現状の「ファイル」の概念に捕らわれた機能なら不要。開発におけるSubversionのような「成果物」の管理ができる機能が重要。望むのは、Visual-Subversionとでも呼ぼうか、ドキュメントを共有・管理できる仕組みだ。

SocialTextを鋭意開発中である。

本ブログはSocialTextプロジェクトチームが運営しています。

東京海上日動火災保険への導入 リアルコム

リアルコム | 東京海上日動火災保険株式会社、REALCOM KnowledgeMarketを導入 ~40万ユーザーが活用する日本最大の情報共有基盤を構築~:「人中心」の情報共有・ナレッジマネジメント
http://www.realcom.co.jp/news/20080501_tmn.html

40万ユーザー規模の導入となるらしい。確かIBMとパートナーを組んでいるはずなので、ハードウェア面では問題無さそうかな。Websphere+DB2を使っているのだろうか?その辺がどうなっているのかは知りたいところ。

確か、昔(とはいっても上場前なのでかなり前)はJRUNを使っていたはず。DBはSQLServerだった。IBMと提携後はどうか?サイトで見たところWebsphere+SQLServerがデフォルトらしい。Windows系OSを採用しているからSQLServerの方がいいのだろうか?

リアルコム | 動作環境・価格 – KnowledgeMarket® EnterpriseSuite® 人中心のECMパッケージ :リアルコム 「人中心」の情報共有・ナレッジマネジメントソリューション
http://www.realcom.co.jp/software/knowledgemarket_environment.html

増え続けるドキュメントをどう管理するか リアルコム

ドキュメントは増え続ける。それは、組織に限らず個人においてもそうだ。この増え続けるドキュメントを効率的に管理する方法について考察する。

日本にはベンチャー企業(昨年マザーズに上場)のリアルコムという会社がある。ナレッジマネジメント専業のパッケージソフトのベンダーだ。パッケー ジソフトの名前はKnowledgeMarket(ナレッジマーケット)。ドキュメントというよりも、組織の知識共有を促進するツールという位置づけであ る。その中にドキュメント管理用の機能も搭載されている。

リアルコム ナレッジマーケット
http://www.realcom.co.jp/